患者さんの主訴は、以前詰めた銀歯を白くしたいというものでした。
CERECにてセラミック修復するのも選択肢の一つですが、この程度の範囲の小さいメタルインレーであればCR(コンポジットレジン)修復でも十分対応可能かと思われます。
重要なのは、健全な歯質を必要以上に削らないこと。セラミックインレー修復となると、セラミックの厚み等を確保するにあたり歯を削る量が多くなってしまいます。
本症例はメタルインレーの除去に麻酔も必要なく、インレー除去後はコンポジットレジンにて15分程度で修復も終了。患者さんも保険内で白い歯になったと喜んでいただけました。