ダイレクトボンディング
前回に引き続き、前歯のダイレクトボンディング症例です。
今回は外傷による破折ではなく、昔治療した詰め物がとれて中で虫歯が再発していたケースです。
虫歯を除去すると歯の残りは3分の1程度となり、ダイレクトボンディングでは厳しいかなとも思いましたが、神経も生きている歯だったので、出来るだけ歯を生かすことを考え、頑張ってダイレクトボンディングにて修復しました。
このように歯の外形が失われているケースは色合わせも難易度が上がります。そのまま単色のコンポジットレジンでポンと詰めてしまうと、本来の歯のグラデーションや光の透け具合を上手く再現できません。
このケースでも、出来るだけ隣の歯に馴染むよう数種類のコンポジットレジンを使用し、歯の質感を再現しました。
1回の治療で完了したことと、前の詰め物がだいぶ変色していたので「キレイになった」と患者さんのも喜んでいただけました。
昔治療した前歯が何となく色が変わってきたというような時は、もしかしたら虫歯が再発しているのかもしれません。お早めに西川口の歯医者 定山歯科クリニックにご相談下さい。
年齢 | 60代 |
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性別 | 女性 |